diff options
-rw-r--r-- | messages/ja/doc/Defaults.py.in | 58 | ||||
-rw-r--r-- | messages/ja/doc/mailman-member.tex | 508 |
2 files changed, 302 insertions, 264 deletions
diff --git a/messages/ja/doc/Defaults.py.in b/messages/ja/doc/Defaults.py.in index 2a748c10..ef012653 100644 --- a/messages/ja/doc/Defaults.py.in +++ b/messages/ja/doc/Defaults.py.in @@ -16,7 +16,7 @@ # along with this program; if not, write to the Free Software # Foundation, Inc., 59 Temple Place - Suite 330, Boston, MA 02111-1307, USA. -# [訳注] このファイルは, Mailman 2.1.x 配布物に含まれる +# [訳注] このファイルは, Mailman 2.1.6a2 配布物に含まれる # Mailman/Defaults.py.in のコメント部分を日本語 (共通語) に翻訳した # ものです. 配布等の条件は原文と同様, GNU 一般公衆利用許諾契約書 # (GNU General Public License) に従います (上記も参照ください). @@ -154,8 +154,8 @@ def add_virtualhost(urlhost, emailhost=None): # で, ここで既定の設定をしておく. add_virtualhost(DEFAULT_URL_HOST, DEFAULT_EMAIL_HOST) -# すでにあるリストのドメインを変えるには、bin/fix_url.py を実行するといい -# かもしれない. bin/fix_url.py スクリプトは the bin/withlist の中で実行する, +# 注意: すでにあるリストのドメインを変えるには、bin/fix_url.py を実行すると +# いいかもしれない. bin/fix_url.py スクリプトは, bin/withlist の中で実行する, # こんなふうに: bin/withlist -l -r bin/fix_url.py リスト名 @@ -268,12 +268,12 @@ ARCHIVE_SCRUBBER = 'Mailman.Handlers.Scrubber' # Mailman.Handlers.Scrubber は, 添付のファイル名をそのまま使う. # それ (すごく長い MIME エンコードされたファイル名とか) がいやなら, -# ここを True に設定する. [>=2.1.x] +# ここを True に設定する. [>=2.1.6] SCRUBBER_DONT_USE_ATTACHMENT_FILENAME = False # 添付のファイル名の拡張子をそのまま使うのは, ウィルスが拡張子を偽装して # いると危険かもしれない. ファイル名の拡張子で添付をフィルタするなら, -# ここを True に設定できる [>=2.1.x] +# ここを True に設定できる [>=2.1.6] SCRUBBER_USE_ATTACHMENT_FILENAME_EXTENSION = False # この変数は, text/html のサブパートで何をするかを定義する. 完全に取り除くか, @@ -323,8 +323,8 @@ ARCHIVER_CLOBBER_DATE_POLICY = 2 ARCHIVER_ALLOWABLE_SANE_DATE_SKEW = days(15) # Pipermail の保存書庫は, 投稿者の電子メールアドレスをそのまま記録している. -# ひとによっては, これはスパム発信用アドレス収集者にとっては金鉱のようなもの -# だ, と考える. ここを Yes に設定すると, 電子メールアドレスを適度にぼやかす +# これは, スパム発信用アドレス収集者にとっては金鉱のようなものだ, と考える +# ひともいるだろう. ここを Yes に設定すると, 電子メールアドレスを適度にぼやかす # ことができる. が, これは保存書庫の中に現れる mailto: URL も壊してしまう # ことに注意. ARCHIVER_OBSCURES_EMAILADDRS = Yes @@ -344,10 +344,10 @@ DEFAULT_CHARSET = None # 主な問題は, マルチバイトの符号化でオクテット 0x26 が必ずしも & 文字を # 表さないものがある, というやつだ. ここの変数は, そういうキャラクタセット # で保存書庫で HTML クォートしないもののリストを入れる. -# [訳注] この変数は既定値として iso-2022-jp が定義してあるが, 電子メールで -# ISO 2022 符号化法を使う言語 --- Mailman では現在, 日本語のみ --- では, -# 保存書庫は EUC-JP のような符号化法を使うことにすればいいので, この変数が -# 設定してあってもしてなくても, あまり意味がない. +# [訳注] この変数は既定値として iso-2022-jp が定義してあるが, 上の説明の +# ような問題が起こるキャラクタセット --- Mailman では現在, 日本語の +# iso-2022-jp のみ --- では, 保存書庫は EUC などの符号化法を使うことに +# すればいいので, この変数が設定してあってもしてなくても, あまり意味がない. VERBATIM_ENCODING = ['iso-2022-jp'] # 保存書庫が公開のとき, Mailman が生の Unix mbox ファイルも公開にしてしまうか. @@ -467,7 +467,7 @@ NNTP_REWRITE_DUPLICATE_HEADERS = [ # リスト全員に送るようなすべての `普通の' メッセージは, このハンドラモジュール # のパイプラインを通る. それぞれのリスト自身では, `pipeline' 属性を定義すれば -# グローバルなパイプラインを上書きできる. [>=2.1] [訳注: 2.1.x から Scrubber +# グローバルなパイプラインを上書きできる. [>=2.1] [訳注: 2.1.6 から Scrubber # モジュールが追加された.] GLOBAL_PIPELINE = [ # まずは, すべての配送過程で共通の処理をするモジュール. @@ -538,7 +538,7 @@ OWNER_PIPELINE = [ # 配送が成功かそうでないかにかかわらず, メッセージ配送ごとに出力する # メッセージの書式. このログメッセージの出力を無効にするには None を設定する. -# [訳注: 2.1.x から, リスト名 listname が含まれるようになった.] +# [訳注: 2.1.6 から, リスト名 %(listname)s が含まれるようになった.] SMTP_LOG_EVERY_MESSAGE = ( 'smtp', '%(msg_message-id)s smtp to %(listname)s for %(#recips)d recips, completed in %(time).3f seconds') @@ -609,7 +609,7 @@ VERP_REGEXP = r'^(?P<bounces>[^+]+?)\+(?P<mailbox>[^=]+)=(?P<host>[^@]+)@.*$' # メッセージを認識するための VERP 書式 [>=2.1.5] VERP_PROBE_FORMAT = '%(bounces)s+%(token)s' VERP_PROBE_REGEXP = r'^(?P<bounces>[^+]+?)\+(?P<token>[^@]+)@.*$' -# ここを Yes にすると, 配送エラーで配送停止するときに VERP を検出する [>=2.1.x] +# ここを Yes にすると, 配送エラーでの配送停止で VERP 検出を有効にする [>=2.1.6] VERP_PROBES = No # VERP を使うのにもっともよい機会は, パスワード通知のときだ. これは @@ -678,7 +678,7 @@ QRUNNERS = [ ('IncomingRunner', 1), # 外界から来る投稿 ('NewsRunner', 1), # nntpd へ送り出すメッセージ ('OutgoingRunner', 1), # smtpd へ送り出すメッセージ - ('VirginRunner', 1), # 内部的に作り出した (virgin birth) メッセージ + ('VirginRunner', 1), # 内部的に作り出した (できたての) メッセージ ('RetryRunner', 1), # 一時的に失敗した配送の再試行 [>=2.1.4] ] @@ -723,12 +723,12 @@ SYNC_AFTER_WRITE = No ##### # このサーバの標準言語. リストの文脈やユーザの文脈がわからないときはいつでも, -# 替わりにこの言語を使う. 設定できる値は下の LC_DESCRIPTIONS を見る. [>=2.1] +# 代わりにこの言語を使う. 設定できる値は下の LC_DESCRIPTIONS を見る. [>=2.1] DEFAULT_SERVER_LANGUAGE = 'en' # 会員のみがメーリングリストに投稿できるようにするとき, メッセージの送信者 -# をどのように決めるか. この変数を Yes に設定するなら, まずメッセージの -# エンヴェロープ送信者を使い, エンヴェロープ送信者がなければ替わりに +# をどのように決めるか. この変数を Yes に設定すると, まずメッセージの +# エンヴェロープ送信者を使い, エンヴェロープ送信者がなければ代わりに # 送信者を使う. これを No に設定すると, いつも送信者を使う. # # エンヴェロープ送信者は SMTP 配送が設定するから, 送信者よりはごまかすのが @@ -807,7 +807,7 @@ DEFAULT_MAX_MESSAGE_SIZE = 40 # キロバイト # これらの書式文字列は, メーリングリストのインスタンスの辞書を使って # 展開される. # [訳注] -# 2.1.x 以降, DEFAULT_SUBJECT_PREFIX に %d を含めると通し番号が +# 2.1.6 以降, DEFAULT_SUBJECT_PREFIX に %d を含めると通し番号が # 入るようになった. %04d といった書式も使える. # mm_cfg.py で設定するときは %%d のように書かなければならないことに注意. DEFAULT_SUBJECT_PREFIX = "[%(real_name)s] " @@ -818,7 +818,7 @@ DEFAULT_MSG_FOOTER = """_______________________________________________ %(web_page_url)slistinfo%(cgiext)s/%(_internal_name)s """ -# 通常配送で添付削除する [>=2.1.x] +# 通常配送で添付削除する [>=2.1.6] DEFAULT_SCRUB_NONDIGEST = False # 電子メールコマンド処理では, 指示された行数より後の電子メールコマンドを @@ -831,7 +831,7 @@ DEFAULT_ADMIN_IMMED_NOTIFY = Yes # 管理者に入会/退会を知らせるか. DEFAULT_ADMIN_NOTIFY_MCHANGES = No -# この日数の後, 保留されているメッセージを破棄する [>=2.1.x] +# この日数の後, 保留されているメッセージを破棄する [>=2.1.6] DEFAULT_MAX_DAYS_TO_HOLD = 3 # 日数 # リスト会員の投稿は, 既定で司会つきにするか. [>=2.1; DEFAULT_MODERATED は廃止] @@ -854,10 +854,10 @@ DEFAULT_REQUIRE_EXPLICIT_DESTINATION = Yes # リスト名のほかに承認できる名前. DEFAULT_ACCEPTABLE_ALIASES =""" """ -# ほかのメーリングリストだけを会員とするメーリングリスト (傘リスト) にするか: +# ほかのメーリングリストだけを会員とするメーリングリスト (親子リスト) にするか: DEFAULT_UMBRELLA_LIST = No -# 傘リストの場合, 管理通知 (入会の確認やパスワード通知) を送るアドレスの +# 親子リストの場合, 管理通知 (入会の確認やパスワード通知) を送るアドレスの # メールボックス部につける接尾語: DEFAULT_UMBRELLA_MEMBER_ADMIN_SUFFIX = "-owner" @@ -951,13 +951,13 @@ DEFAULT_PASS_MIME_TYPES = ['multipart/mixed', # DEFAULT_FILTER_FILENAME_EXTENSIONS は, 削除するファイル名の拡張子のリスト. # これは役に立つ. なぜなら, いろんなウィルスが, content-type ヘッダを偽装して # 安全なファイルに見せかけながら実行可能な拡張子をつけるようにしていて, -# 被害者がそれを「開く」と実行されてしまうことをねらっているので. [>=2.1.x] +# 被害者がそれを「開く」と実行されてしまうことをねらっているので. [>=2.1.6] DEFAULT_FILTER_FILENAME_EXTENSIONS = [ 'exe', 'bat', 'cmd', 'com', 'pif', 'scr', 'vbs', 'cpl' ] # DEFAULT_PASS_FILENAME_EXTENSIONS は, 通すファイル名の拡張子のリスト. -# 形式は DEFAULT_FILTER_FILENAME_EXTENSIONS とおなじ. [>=2.1.x] +# 形式は DEFAULT_FILTER_FILENAME_EXTENSIONS とおなじ. [>=2.1.6] DEFAULT_PASS_FILENAME_EXTENSIONS = [] # 内容フィルタを通したあとで, text/html を text/plain に変換するかどうか. @@ -1284,10 +1284,9 @@ from Version import * # [訳注] # もしも自分のサイトで中国語を使えるようにしている(いた)のなら注意. # -# 2.1.x での「中国語」の変更. +# 2.1.6 での「中国語」の変更. # o big5 と gb の地域化テキスト (メッセージカタログとテンプレート) は # 削除された. -# o zh_CN と zh_TW の言語コードと説明はデフォルトでは無効になった. # # 2.1.4 での「中国語」の変更. # o 言語のコードと説明がつぎのように変更された: @@ -1338,8 +1337,7 @@ add_language('sl', _('Slovenian'), 'iso-8859-2') add_language('sv', _('Swedish'), 'iso-8859-1') add_language('tr', _('Turkish'), 'iso-8859-9') add_language('uk', _('Ukrainian'), 'utf-8') -# これらは未サポート. -# add_language('zh_CN', _('Chinese (China)'), 'gb2312') -# add_language('zh_TW', _('Chinese (Taiwan)'), 'big5') +add_language('zh_CN', _('Chinese (China)'), 'gb2312') +add_language('zh_TW', _('Chinese (Taiwan)'), 'big5') del _ diff --git a/messages/ja/doc/mailman-member.tex b/messages/ja/doc/mailman-member.tex index 91cbc23a..381168a3 100644 --- a/messages/ja/doc/mailman-member.tex +++ b/messages/ja/doc/mailman-member.tex @@ -13,20 +13,35 @@ % The title should be descriptive enough for people to be able to find % the relevant document. -\title{GNU Mailman - リスト会員向けマニュアル} +\title{GNU Mailman - リスト会員の手引} % Increment the release number whenever significant changes are made. % The author and/or editor can define 'significant' however they like. -\release{0.03} +\release{0.03+ja-0.5} % CHANGELOG % 0.03 Proofreading changes % 0.02 Proofreading changes % - proofread by Margaret McCarthy and Jason Walton % 0.01 First draft of document % -% 日本語訳変更履歴 +% CHANGELOG [ja] +% 2004-10-08 ja-0.5 原文 CVS rev. 1.3 に追随。 +% 安田訳カタログによる訳語変更。 +% 2004-02-26 ja-0.4 誤訳の微修正。 +% 2003-10-08 ja-0.3 原文 CVS rev. 1.2 に追随。 +% 菊地訳カタログとの訳語調整。 +% 無意味な受身文の排除。 % 2003-09-16 未訳部分の翻訳。 % 2003-08-26 下訳。mmjp-users メーリングリストで紹介。 +% +% ja/LC_MESSAGES/mailman.po CVS rev.2.40.2.18 との訳語の相違 +% 原文 mailman.po 当訳 +% ------------------------------------------------------------------- +% closed (list) 閉鎖(リスト) 会員限定(リスト) +% message メール メッセージ +% ------------------------------------------------------------------- +% 句読点などは Pythonドキュメント翻訳プロジェクト (PyDOC-JP) +% http://www.python.jp/Zope/pythondoc_jp/ に準拠。 % At minimum, give your name and an email address. You can include a % snail-mail address if you like. @@ -49,6 +64,7 @@ \fi % Copyright statement should go here, if needed. +% 日本語訳者: 池田 荘児 <nezumi(at)poem.co.jp> % ... % The abstract should be a paragraph or two long, and describe the @@ -56,9 +72,9 @@ \begin{abstract} \noindent この文書では、GNU Mailman バージョン 2.1 -のリスト会員向けインタフェイスについて説明します。 +のリスト会員向けインタフェースについて説明します。 これには入会、退会、保存書庫の閲覧、会員オプションの変更、 -パスワード通知の入手などの、会員レベルの作業が含まれます。 +パスワード通知の入手などの、会員レベルの作業の説明を含みます。 また、Mailman のリスト会員が関心を持つようなよくある質問にも答えます。 \end{abstract} @@ -67,11 +83,11 @@ % =========================================================================== \section{はじめに} -この文書は、Mailman 2.1 メーリングリストの会員が、 -提供されている機能を利用できるようになるための +この文書は、Mailman 2.1 メーリングリストが提供する機能を +会員が利用できるようになるための 助けになることをめざしています。 これには入会、退会、保存書庫の閲覧、会員オプションの変更、 -パスワード通知の入手などの、会員レベルの作業が含まれます。 +パスワード通知の入手などの、会員レベルの作業の説明を含みます。 また、Mailman のリスト会員が関心を持つようなよくある質問にも答えます。 リストやサイト全体の管理についての情報は、他の文書を見てください。 @@ -102,7 +118,7 @@ Mailman の CVS リポジトリにあった Barry A. Warsaw 著『the List Administrator Manual』と、Mailman 2.1 の 組み込みヘルプメッセージに負っています。 -このマニュアルのその他の部分は、Terri Oda が書きました。 +この手引のその他の部分は、Terri Oda が書きました。 Terri は彼女が Canada で参政権を得た年から メーリングリストの面倒を見てきました (この 2 つのことは関係ないですが)。 @@ -111,13 +127,14 @@ Terri は彼女が Canada で参政権を得た年から Terri のリスト管理以外の仕事としては、人工生命によるスパム検出があり、 これはテクニカルライタというよりプログラマとしての仕事です。 -原文の校閲は、Margaret McCarthy と Jason Walton がやってくれました。 +Margaret McCarthy、Jason Walton、Barry Warsaw +からは、原文の校閲など多くの助けを得ることができ、 +この手引が良いものになりました。ありがとう。 -%WRITEME: More here. Do we need a license statement here? +また、この文書の日本語訳をしてくれた 池田 荘児、スペイン語訳をしてくれた +Pablo Chamorro C. に感謝します。 -日本語への翻訳は、池田 荘児 -\email{nezumi(at)poem.co.jp} -が行ないました。 +%WRITEME: More here. Do we need a license statement here? % ---------------------------------------------------------------------------- \subsection{メーリングリストとは} @@ -136,29 +153,29 @@ Terri のリスト管理以外の仕事としては、人工生命によるスパム検出があり、 お知らせ用リストは、個人やグループが多くのひとたちにお知らせを送るのに使います。 ちょうど、会報の発行者が住所のリストをつかって、会報を発送するようなものです。 -たとえば、バンドがメーリングリストをつかって、 +たとえば、バンドがお知らせ用メーリングリストをつかって、 ファンに次のコンサートについて知らせるような場合です。 -話しあい用リストは、複数のひとが共通の話題について話しあうのに使います。 +話しあい用リストでは、複数のひとが共通の話題について話しあうことができます。 だれでもリストにメールを送ることができ、 -送ったものはみんなに届けられます。 -話しあいを司会つきにして、選ばれた投稿だけが全員に送られるようにしたり、 +送ったものはみんなに届きます。 +話しあいを司会つきにして、選ばれた投稿だけを全員に送るようにしたり、 ごく少数のひとたちだけが全員に送れるようにしたりもできます。 たとえば、 -模型飛行機マニアのグループでメーリングリストをつかって、 +模型飛行機マニアのグループで話しあい用メーリングリストをつかって、 模型の組立てかたや飛ばしかたのこつを教えあうような場合です。 一般的な用語: \begin{itemize} \item 「投稿」とは、 - メーリングリストに送られたメッセージのことを指します。 + メーリングリストに送るメッセージのことを指します。 (掲示板にメッセージを投稿するようなものです。) \item 電子メールのメーリングリストに入っているひとたちのことは、 - ふつう「会員」とか「参加者」とか言います。 + ふつう「会員」とか「購読者」とか言います。 \item 「リスト管理者」というのは、 - あるひとつのリストの面倒を見るひとたちです。 + そのリストの面倒を見るひとたちです。 リストには、それぞれ一人かそれ以上の管理者がいます。 - \item リストには、投稿を読んでそれを参加者みんなに送っていいかどうか + \item リストには、投稿を読んでそれを会員みんなに送っていいかどうか 決める係のひとたちがいることもあります。 こういうひとたちを「司会者」と言います。 \item たいてい、 @@ -175,14 +192,14 @@ GNU Mailman は、 これは、一般的な話しあい用リストやお知らせ専用リストなど、 さまざまな種類のメーリングリストに対応しています。 Mailman は、簡単に入会や退会ができたり、 -プライバシーを守るための設定ができたり、 +プライバシーを護るための設定ができたり、 一時的にリストから投稿を送るのを停められたりと、 -リスト参加者に便利なさまざまな機能を備えています。 +リスト会員に便利なさまざまな機能を備えています。 この文書では、リスト会員向けの機能を説明しています。 Mailman は、リスト管理者やサイト管理者にとっても魅力的な 多くの機能を備えています。こういった機能は、リスト管理者やサイト管理者 -向けのマニュアルで説明しています。 +向けの手引で説明しています。 % ============================================================================ \section{例を実際のリストにあてはめる} @@ -206,7 +223,7 @@ Mailman は、リスト管理者やサイト管理者にとっても魅力的な \begin{description} \item [LISTNAME] リストの名前。 \item [DOMAIN] このリストを運用しているメールサーバのドメイン名。 - \item [WEBSERVER] このリストの Web インタフェイスを運用している + \item [WEBSERVER] このリストの Web インタフェースを運用している Web サーバの名前。これは DOMAIN と同じだったり、しばしば 同じ計算機を指していたりもしますが、一致しなければならない わけではありません。 @@ -220,37 +237,37 @@ LISTNAME は mailman-users、DOMAIN は python.org、WEBSERVER は mail.python.org。 リスト案内ページは \url{http://mail.python.org/mailman/listinfo/mailman-users} という URL にあります。 (このアドレスと URL は、この文書に出てくるたいがいの例とは違い、 -実在のアドレスです。) +実在のアドレスと URL です。) たいていのリストでは、上に挙げたような情報はメッセージの \mailheader{List-*} -ヘッダに記されます。 -多くのメールソフトでは、初期設定ではこのヘッダは隠されますから、 +ヘッダに記してあります。 +多くのメールソフトでは、初期設定ではこのヘッダは隠れますから、 こういった情報ヘッダを見たければ、すべてのヘッダを表示しておくように しなければならないかもしれません。 % ============================================================================ -\section{Mailman のインタフェイス} +\section{Mailman のインタフェース} -Mailman には、Web インタフェイスと電子メールインタフェイスという、 -2 種類のリスト参加者用インタフェイスがあります。 -話しあい用リストの参加者の多くは、 -しょっちゅう電子メールインタフェイスを使っていることになります。 -そのリストの参加者みんなにメールを送るのに使う電子メールアドレス +Mailman には、Web インタフェースと電子メールインタフェースという、 +2 種類のリスト会員用インタフェースがあります。 +話しあい用リストの会員の多くは、 +しょっちゅう電子メールインタフェースを使っていることになります。 +そのリストの会員みんなにメールを送るのに使う電子メールアドレス も、これに含まれますから。 -オプションを変えるのにどちらのインタフェイスを使うかは、 +オプションを変えるのにどちらのインタフェースを使うかは、 多分に好みの問題です。 -Web インタフェイスで変えられるオプションのほとんど +Web インタフェースで変えられるオプションのほとんど (すべてではないですが) は、電子メールでも変えられるからです。 -ふつうは、オプションを変えるには Web インタフェイスのほうが簡単です。 -Web インタフェイスでは、操作の際に説明が出ますから。 -ですが、ときには電子メールインタフェイスのほうを使いたがるひともいるので、 -両方のインタフェイスが使えるようになっています。 +ふつうは、オプションを変えるには Web インタフェースのほうが簡単です。 +Web インタフェースでは、操作の際に説明が出ますから。 +ですが、ときには電子メールインタフェースのほうを使いたがるひともいるので、 +両方のインタフェースが使えるようになっています。 % ---------------------------------------------------------------------------- -\subsection{Web インタフェイス\label{sec:web}} -Mailman の Web インタフェイスは、多くの管理者に喜ばれます。 -参加者や管理者がオプションが有効かとか、 +\subsection{Web インタフェース\label{sec:web}} +Mailman の Web インタフェースは、多くの人たちに喜ばれます。 +会員や管理者は、オプションが有効かとか、 そのオプションでなにかできるのかを確かめるのが、 とても簡単になりますから。 @@ -271,12 +288,12 @@ Mailman の Web インタフェイスは、多くの管理者に喜ばれます。 (たとえば、 \url{http://lists.example.com/mailman/listinfo/mylist}) \item リスト案内ページは、 - 参加者のインタフェイスの出発点になります。 + 会員のインタフェースの出発点になります。 %??? 名前が分かれば、 その LISTNAME リストの情報も手に入れられます。 %??? - ふつうは、参加者のためのほかのいろいろなページには + ふつうは、会員のためのほかのいろいろなページには ここからアクセスできるので、 実際にはこの URL ひとつだけを知っていれば十分です。 @@ -288,7 +305,7 @@ Mailman の Web インタフェイスは、多くの管理者に喜ばれます。 \item ふつうは \url{http://WEBSERVER/mailman/options/LISTNAME/EMAIL} になります (たとえば、 \url{http://lists.example.com/mailman/options/mylist/kathy@here.com}) - \item リスト案内ページで「退会やオプションの変更」 + \item リスト案内ページで「退会またはオプションの変更」 と書いてあるボタン (ページの下のほうにあります) のそばの テキストボックスに自分の電子メールアドレスを入力して @@ -318,9 +335,10 @@ Mailman の Web インタフェイスは、多くの管理者に喜ばれます。 \item [リストの保存書庫] \begin{itemize} - \item ふつうは、リストの保存書庫が公開されているときは + \item ふつうは、 + リストの保存書庫が公開になっているときは \url{http://WEBSERVER/pipermail/LISTNAME} になります。 - またリストの保存書庫の公開が限定されているときは + またリストの保存書庫の公開が限定になっているときは \url{http://WEBSERVER/mailman/private/LISTNAME} になります。 (たとえば、 \url{http://lists.example.com/pipermail/mylist} や @@ -338,7 +356,7 @@ Mailman の Web インタフェイスは、多くの管理者に喜ばれます。 ほかの保存書庫プログラムもあります。} %end general description - \item 保存書庫の公開が限定されているときは、 + \item 保存書庫の公開が限定になっているときは、 自分の登録電子メールアドレスと自分のパスワードを 入れてログインしなければなりません。 (パスワードがわからなくなったときは @@ -347,7 +365,7 @@ Mailman の Web インタフェイスは、多くの管理者に喜ばれます。 \end{description} % ----------------------------------------------------------------------------E -\subsection{電子メールインタフェイス\label{sec:email}} +\subsection{電子メールインタフェース\label{sec:email}} どのメーリングリストにも、電子メールアドレスが ひとそろいあって、そこへメッセージを送れます。 @@ -386,25 +404,11 @@ Mailman の Web インタフェイスは、多くの管理者に喜ばれます。 リスト会員用の電子メールコマンドの説明は付録~\ref{a:commands} にあります。 -\item \email{mylist-bounces@example.com} -- このアドレス\footnote{[訳注] - 配送エラーは配送途中のメールサーバから自動的に送られるものなので、 - -bounces アドレスにわざわざなにか送ったりする必要はありません。 - また、リストの動いているサーバの設定によっては、 - -bounces アドレスはここで説明してあるものとは若干異なるアドレスに - なっていることもあります。いずれにしても、リスト会員の方は - このアドレスのことはとくに覚えていなくてもいいです。}は、 - 一時的あるいは恒久的につかえなくなっているアドレスの - 会員からの配送エラーを受け取ります。 - -bounces アドレスの送り先はプログラムで、 - リストの配送エラー処理設定にしたがって - 配送エラーを処理し、自動的にその会員への - 配送を停めたり、登録を解除したりします。 - メッセージに含まれている配送エラーの内容を検知できなかったり、 - 会員のアドレスが含まれているかどうか判定できなかった場合は、 - メッセージはリスト管理者に回送されます。 - -\item \email{mylist-confirm@example.com} -- このアドレスもプログラムに行きます。 - これは入会や退会の申請に対する確認メッセージを処理します。 +\item \email{mylist-bounces@example.com} -- このアドレスは、 + Mailman の自動配送エラー処理で使います。 + +\item \email{mylist-confirm@example.com} -- このアドレスは、 + 入会や退会の申請のための確認メッセージを処理するのに使います。 \end{itemize} ほかに、-admin アドレスもあります。 @@ -426,9 +430,9 @@ Mailman の Web インタフェイスは、多くの管理者に喜ばれます。 最重要コマンドはおそらく「\var{help}」コマンドでしょう。 このコマンドに対して Mailman は、電子メールコマンドについての有用な情報と、 -Web インタフェイスについての説明を送り返すからです。 +Web インタフェースについての説明を送り返すからです。 -参加者用コマンドのクイックリファレンスが、 +会員用コマンドのクイックリファレンスが、 付録の \ref{a:commands} と \ref{a:options} にあります。 (これは \var{help} コマンドの出力に若干手を加えたものです。) @@ -453,13 +457,13 @@ Web インタフェイスについての説明を送り返すからです。 DOMAIN はサーバのドメイン名 (たとえば python.org) です。 %end general description この電子メールアドレスは、個々の管理者の電子メールアドレスとともに、 -リスト案内ページの下部に表示されています。 +リスト案内ページの下部に表示してあります。 自分のリストのリスト案内ページを見つけるにはくわしくは \ref{sec:web}~節 を見てください。 % ============================================================================ \section{入会と退会} -リスト参加者は、 +リスト会員は、 入会 (参加) と退会 (脱退) さえ知っていれば用が足りることも多いです。 そのため、どちらも自分のパスワードが分からなくてもできるようになっています。 @@ -468,7 +472,7 @@ DOMAIN はサーバのドメイン名 (たとえば python.org) です。 Mailman のメーリングリストに入会するには、おもに 2 つの方法があります。 -Web インタフェイスでは: +Web インタフェースでは: \begin{enumerate} \item 入りたいリストのリスト案内ページへ行きます。 (これはたぶん @@ -482,20 +486,24 @@ Web インタフェイスでは: \item パスワードを決めることができます。 決めなかったときは、Mailman が自動的に決めます。 - \warning{大事なパスワードを使わないようにしてください。 - ここで入力したパスワードは平文のまま、 - あなたにメールで送られます。} + \warning{重要なパスワードを使わないようにしてください。 + ここで入力したパスワードは、平文のまま、 + あなたにメールで送ることがあります。} \item リストが複数の言語に対応しているなら、 使う言語を選ぶこともできます。 \note{この設定はリストへの投稿には影響しません。 あなたの会員オプションページのように、 - あらかじめ用意してある Mailman の文章が変わるだけです。} + リストのソフトウェアが出力する Mailman の文章が + 変わるだけです。} \end{itemize} \item [入会を申し込む] ボタンを押します。 - ページが変わって、申請が送られたという表示になるはずです。 + ページが変わって、入会申請を受け付けたという表示になるはずです。 + リストの入会方針によっては、このページにさらに説明があって、 + 確認メッセージを送るのでそれに返信しなければならないと + いったことが書いてある場合もあります。 \end{enumerate} -電子メールインタフェイスでは: +電子メールインタフェースでは: \begin{enumerate} \item メールソフトを起動して、あなたが登録したいと思うアドレスから メールを送れるようにします。 @@ -513,7 +521,7 @@ Web インタフェイスでは: これは、だれかがあなたの許可なくあなたを登録してしまうのを防ぐためです。 そのメッセージに書いてある手順にしたがって、あなたに入会の意思がある ことを確認します。 - \item 限定リストへの入会だった場合、 + \item 会員限定リストへの入会だった場合、 司会者の承認が要ります。 \item 司会者の承認を待って、\textit{さらに} 確認メールの 手順にしたがって確認しなければならないかもしれません。 @@ -544,7 +552,7 @@ Web インタフェイスでは: ほんとうにリストから抜けたいのなら、 Mailman のメーリングリストから退会する方法は、おもに 2 つあります。 -Web インタフェイスでは: +Web インタフェースでは: \begin{enumerate} \item 抜けたいリストのリスト案内ページへ行きます。 (これはたぶん @@ -556,10 +564,10 @@ Web インタフェイスでは: ボタンのそばのテキストボックスにあなたの電子メールアドレスを 入力し、ボタンを押します。 \item 「退会」ボタンがあるページに変わります。 - 退会するならそのボタンを押して、表示される手順にしたがいます。 + 退会するならそのボタンを押して、表示してある手順にしたがいます。 \end{enumerate} -電子メールインタフェイスでは: +電子メールインタフェースでは: \begin{enumerate} \item メールソフトを起動して、あなたが退会させたいと思うアドレスから メールを送れるようにします。 @@ -575,19 +583,22 @@ Web インタフェイスでは: これは、だれかがあなたの許可なくあなたを退会させてしまうのを防ぐためです。 この手順に加え、 司会者があなたの退会を承認しなければいけないときもあります。 +%begin general description +(退会に管理者の承認が要ることはあまりありませんが。) +%end general description 手順の書いてある確認メールが届かないようなら、 -あなたの電子メールアドレスを打ち間違えていないか (退会に Web インタフェイスを -使っている場合)、退会させようとしているアドレスが実際にリストに登録されて -いるものと同じがどうか、を確かめます。 +あなたの電子メールアドレスを打ち間違えていないか (退会に Web インタフェースを +使っている場合)、退会させようとしているアドレスが実際にリストに登録してある +ものと同じがどうか、を確かめます。 安全確保上の理由から、Mailman は、 -入力されたアドレスが登録されているかどうかに関わらず、 +入力したアドレスが登録してあるものかどうかに関わらず、 まったく同じ内容の会員オプションページを表示します。ですから、 -Web インタフェイスのこの部分を使ってだれがリストに入会しているかを +Web インタフェースのこの部分を使ってだれがリストに入会しているかを 調べることはできませんが、 アドレスを打ち間違えていても教えてはくれないというわけです。 -退会が処理されると、 +退会の処理がすむと、 さらにリストからの退会を知らせるメッセージが届くこともあります。 いずれにせよ、このときから、あなたにはメッセージが送られてこなくなります。 @@ -613,14 +624,14 @@ Mailman はこのパスワードを使ってあなたを認証するので、 会員パスワードの持ち主 (あなたのことです) とリスト管理者以外は、 あなたの設定を見たり変えたりすることはできません。 -\warning{大事なパスワードを Mailman 用に使わないでください。 - このパスワードは平文のまま、あなたにメールで送られます。} +\warning{重要なパスワードを Mailman 用に使わないでください。 + このパスワードは、平文のまま、あなたにメールで送ります。} % ---------------------------------------------------------------------------- \subsection{自分のパスワードを知りたい\label{sec:getpassword}} 自分の会員パスワードを忘れてしまい、 歓迎メッセージやパスワード通知も保存していなかったとしても、 -Web インタフェイスを使って、いつでもパスワード通知を取り寄せることができます: +Web インタフェースを使って、いつでもパスワード通知を取り寄せることができます: \begin{enumerate} \item パスワードを知りたいリストのリスト案内ページへ行きます @@ -632,22 +643,23 @@ Web インタフェイスを使って、いつでもパスワード通知を取り寄せることができます: \item 「退会またはオプションの変更」と書いてあるボタンがあります。 ボタンのそばのテキストボックスにあなたの電子メールアドレスを 入力し、ボタンを押します。 - \item 「パスワード通知」というセクションのあるページに変わります。 - 「通知」ボタンを押すと、 + \item 「LISTNAME のパスワード」というセクションのある + ページに変わります。 + 「パスワードをメールで送ってください」ボタンを押すと、 会員パスワードが電子メールであなたに送られます。 \end{enumerate} これをしてもパスワード通知の電子メールが送られてこないようなら、 正しい電子メールアドレスをタイプしたのか、またそのアドレスは -たしかにそのリストに登録しているものなのかどうか、を確かめてください。 +たしかにそのリストに登録してあるものなのかどうか、を確かめてください。 安全確保上の理由から、Mailman は、 -入力されたアドレスが登録されているかどうかに関わらず、 +入力したアドレスが登録してあるものかどうかに関わらず、 まったく同じ内容の会員オプションページを表示します。ですから、 -Web インタフェイスのこの部分を使ってだれがリストに入会しているかを +Web インタフェースのこの部分を使ってだれがリストに入会しているかを 調べることはできませんが、 アドレスを打ち間違えていても教えてはくれないというわけです。 -電子メールインタフェイスを使っても、パスワード通知を取り寄せることができます: +電子メールインタフェースを使っても、パスワード通知を取り寄せることができます: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に、\var{password} コマンドを 書いた電子メールを送ります。 @@ -664,10 +676,10 @@ Web インタフェイスのこの部分を使ってだれがリストに入会しているかを % ---------------------------------------------------------------------------- \subsection{自分のパスワードを変えるには} - \warning{大事なパスワードを使わないでください。 - このパスワードは平文のまま、あなたにメールで送られます。} + \warning{重要なパスワードを使わないでください。 + このパスワードは、平文のまま、あなたにメールで送ります。} -Web インタフェイスでは: +Web インタフェースでは: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) @@ -681,7 +693,7 @@ Web インタフェイスでは: いちどにすべてのリストのパスワードを変えることもできます。 「全部変更」についてくわしくは、\ref{sec:global}~節を見てください。 -電子メールインタフェイスでは: +電子メールインタフェースでは: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に、 @@ -714,11 +726,11 @@ Web インタフェイスでは: (パスワードをすぐに知りたければ、いつでもメールで取り寄せることができます。 手順は \ref{sec:getpassword}~節を見てください。) -Web インタフェイスでは: +Web インタフェースでは: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) - \item 「このリストについてパスワード通知を受け取りますか?」 + \item 「このリストからのパスワード通知を受け取りますか?」 というセクションを探し、設定を好きなように変えます。 \end{enumerate} @@ -726,7 +738,7 @@ Web インタフェイスでは: いちどにすべてのリストの設定を変えることもできます。 「全部変更」についてくわしくは、\ref{sec:global}~節を見てください。 -電子メールインタフェイスでは: +電子メールインタフェースでは: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に、 \var{set~reminders~on} あるいは \var{set~reminders~off} @@ -750,7 +762,7 @@ Web インタフェイスでは: リストからメッセージを送ってもらうのを 一時的に停めたいこともあるかもしれません。 メール配送を停止すれば、メッセージは送られてこなくなりますが、 -参加者のままでいられるので、 +会員のままでいられるので、 あなたのパスワードなどの設定は残しておけます。 これはいろいろな場合に便利なことがあります。 @@ -758,7 +770,7 @@ Web インタフェイスでは: とても忙しくなって余計なメールを読む暇がなくなったりして、 しばらくリストを離れなければならないときです。 またたとえば、 -投稿を参加者からのものに限るようになっているリストは多いですが、 +投稿を会員からのものに限るようになっているリストは多いですが、 あなたがおもに複数のアドレスからメールを送っている (たとえば自宅のアドレスのほかに旅行中のアドレスもある) のなら、 複数のアドレスで入会しておいて、 @@ -770,7 +782,7 @@ Web インタフェイスでは: まず入会し、メール配送を停止し、 自分のパスワードと電子メールアドレスで保存書庫にログインすればいいのです。 -Web インタフェイスで配送を停止したり有効にしたりするには: +Web インタフェースで配送を停止したり有効にしたりするには: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) @@ -783,7 +795,7 @@ Web インタフェイスで配送を停止したり有効にしたりするには: いちどにすべてのリストの設定を変えることもできます。 「全部変更」についてくわしくは、\ref{sec:global}~節を見てください。 -電子メールインタフェイスで配送を停止したり有効にしたりするには: +電子メールインタフェースで配送を停止したり有効にしたりするには: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に \var{set~delivery~off} または \var{set~delivery~on} @@ -810,8 +822,11 @@ Mailman では、あなたのアドレスが \mailheader{To} ヘッダや \mailheader{CC} ヘッダに入っていないか調べるように設定できます。 あなたのアドレスがこういったヘッダにあれば、 Mailman があなたにメッセージの控えを送らないようさせることができます。 +つまり、あなたは元の送信者が送ったものだけを受け取り、Mailman が +変更を加えた (たとえばヘッダやフッタをつけたり、添付を取り除いたり、 +といった) ものは受け取らないことになります。 -これを Web インタフェイスで有効にしたり無効にしたりするには: +これを Web インタフェースで有効にしたり無効にしたりするには: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) @@ -824,7 +839,7 @@ Mailman があなたにメッセージの控えを送らないようさせることができます。 いちどにすべてのリストの設定を変えることもできます。 「全部変更」についてくわしくは、\ref{sec:global}~節を見てください。 -これを電子メールインタフェイスで有効にしたり無効にしたりするには: +これを電子メールインタフェースで有効にしたり無効にしたりするには: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に \var{set~duplicates~on} または \var{set~duplicates~off} @@ -843,7 +858,7 @@ Mailman があなたにメッセージの控えを送らないようさせることができます。 \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) - \item 「あなたの LISTNAME 会員アドレス変更」というセクションで、 + \item 「LISTNAME 会員アドレスの変更」というセクションで、 あなたの新しいアドレスを入力します。 \item 元のアドレスで登録しているすべてのリストの登録アドレスを 変えたいのなら、「全部変更」チェックボックスを選択します。 @@ -852,7 +867,11 @@ Mailman があなたにメッセージの控えを送らないようさせることができます。 「全部変更」についてくわしくは、\ref{sec:global}~節を見てください。 \end{enumerate} -電子メールインタフェイスでは同じことをやる方法はありませんが、 +あなたの新しいアドレスに確認のメッセージが届きます。 +そして、このメッセージに書いてある手順にしたがって確認をするまでは、 +変更はされません。 + +電子メールインタフェースでは同じことをやる方法はありませんが、 新しいアドレスで入会しておいて元のアドレスを退会すれば、 おおむね同じ結果になります。 (入会と退会についてくわしくは @@ -864,7 +883,7 @@ Mailman があなたにメッセージの控えを送らないようさせることができます。 受け取るようにしたりするには (控えなしオプション)\label{sec:getown}} Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 そうなっていたほうがいいという人もいます。 -投稿が無事に送られたかどうか分かるし、 +投稿が無事に送れたかどうか分かるし、 自分の意見を議論の一部としていっしょに保存しておけるからだそうです。 しかし、自分が投稿したものをわざわざまたダウンロードさせられるのを 嫌がる人もいます。 @@ -875,7 +894,7 @@ Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 投稿に対して受領メールを送ってもらう方法を説明しているので、 そちらも見ておくとよいでしょう。 -これを Web インタフェイスで設定するには: +これを Web インタフェースで設定するには: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) @@ -884,7 +903,7 @@ Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 送ってもらわないようにするなら「いいえ」に設定します。 \end{enumerate} -これを電子メールインタフェイスで設定するには: +これを電子メールインタフェースで設定するには: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に \var{set~myposts~on} または \var{set~myposts~off}. @@ -915,22 +934,22 @@ Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 \note{あなたがリストに入会していないのなら、 このオプションは使えません。 そういうときは、リストの保存書庫を見て確認する -(リストの保存書庫が公開されているのなら) か、 -だれかリストの参加者に聞いて確認するか、 +(リストの保存書庫が公開になっているのなら) か、 +だれかリストの会員に聞いて確認するか、 あるいはリストに入会してこのオプションを使えるようにするか、 のいずれかでしょう。} -これを Web インタフェイスで設定するには: +これを Web インタフェースで設定するには: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) - \item 「あなたがリストに投稿したとき, 受領メールが 必要ですか?」 + \item 「リストへの投稿に対する確認通知が必要ですか?」 というセクションを探し、 自分の投稿が届いたことを知らせてもらうのなら「はい」、 知らせてもらわないようにするなら「いいえ」に設定します。 \end{enumerate} -これを電子メールインタフェイスで設定するには: +これを電子メールインタフェースで設定するには: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に \var{set~ack~on} または \var{set~ack~off} @@ -954,7 +973,7 @@ Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 これを確かめるには、それぞれのリストの保存書庫 (保存書庫があるとして) を見てまわるとよいでしょう。 リストに保存書庫がないときは、 - ほかのリスト参加者に聞いてみるとよいかもしれません。 + ほかのリスト会員に聞いてみるとよいかもしれません。 (リストの保存書庫の探しかたは \ref{sec:web}~節を見てください。) @@ -979,16 +998,16 @@ Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 と、Mailman はある時点で、あなたにメールを送るのを やめてしまうようになっています。 この機能によって Mailman では、なくなってしまったアドレス - (たとえば、ある参加者がインターネットサービスプロバイダを替えたが、 + (たとえば、ある会員がインターネットサービスプロバイダを替えたが、 古いアドレスを退会させるのを忘れた、など) や、 一時的に使えなくなっているアドレス (たとえば、 - ある参加者が自分の電子メールアドレス用のスペースを - 使い切ってしまったとか、参加者のメールアドレスを管理している組織で - トラブルが起こっているとか) + ある会員が自分の電子メールアドレス用のスペースを + 使い切ってしまったとか、会員のメールアドレスを管理している組織で + 障害が起きているとか) を、うまく扱えるようになっています。 自分の電子メールアドレスを管理している組織で - トラブルが起こっているとは思っていなくても、 + 障害が起きているとは思っていなくても、 まずそれを確かめてみたほうがいいです。 有名な Web メールサービス業者やインターネットサービスでも、 思ったより信頼性が低いことがありますし、 @@ -1004,11 +1023,16 @@ Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 あなたの会員オプションページにログイン (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください) して、自分のオプションを見ます。 - 「メール配送」というセクションがありますが、 - ここが「停止」になっているのなら、「有効」に設定すれば - またメールを受け取れるようになります。 - (メール配送を停止したり有効にしたりする手順についてくわしくは - \ref{sec:nomail}~節を見てください。) + あなたへの配送が「停止」になっていたり、 + Mailman があなたの電子メールアドレスからエラーを受け取っているときは、 + このページの上のほうに注意書きが出ています。 + + メール配送を再開するには、「メール配送」というセクションを探して + 「有効」に設定すれば、またメールを受け取れるようになります。 + あなたのエラー点を消すには、いったん配送を「停止」にして、 + また「有効」にします。 + メール配送を停止したり有効にしたりする手順についてくわしくは + \ref{sec:nomail}~節を見てください。 \note{調べたときに「停止」になっていないとしても、 あなたのアドレスからはエラーメッセージが送られており、 @@ -1035,8 +1059,11 @@ Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 (どうしたらよいかは、使っているシステムによってさまざまですので、 検索エンジンなどであなたに合ったやりかたを調べるとよいでしょう。) - \item そのメーリングリストサーバに入っている Mailman - がまったく動作していないか、正しく動作していない。 + \item メールサーバや、そのメールサーバに入っている Mailman + が正しく動作していない。 + システムがコンピュータウィルスやスパムのために + 過負荷になっていて、Mailman が稼働しているホストで障害が続いている + ようなときには、こういったことが起こることがあります。 これが原因かどうか調べるには、 まず、リストの Web ページへ行ってみます。 @@ -1058,14 +1085,14 @@ Mailman では、ふつうは自分が投稿したものの控えも送られてきます。 Mailman では、投稿をまとめたものを「まとめ読み」と言っています。 メッセージを一通ずつ受け取るのではなく、 いちどにまとめて受け取ることができます。 -それなりに投稿量の多いリストでは、だいたい一日に 1 度、メールが送られます。 +それなりに投稿量の多いリストでは、だいたい一日に 1 度、メールを送ってきます。 リストによって、もっと度々だったり、少なかったりします。 \ref{sec:MIME}~節では MIME のまとめ読みと平文のまとめ読みについて説明しています。 そちらも見るとよいでしょう。 -Web インタフェイスでまとめ読みモードにしたり、やめたりするには: +Web インタフェースでまとめ読みモードにしたり、やめたりするには: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) @@ -1075,7 +1102,7 @@ Web インタフェイスでまとめ読みモードにしたり、やめたりするには: 一通ずつ送ってもらうのなら「無効」に設定します。 \end{enumerate} -電子メールインタフェイスでまとめ読みモードにしたり、やめたりするには: +電子メールインタフェースでまとめ読みモードにしたり、やめたりするには: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に \var{set~digest~plain} または \var{set~digest~mime} @@ -1120,12 +1147,12 @@ MIME のまとめ読みがうまく読めないときだけ、 (まとめ読みで送ってもらうにはくわしくは \ref{sec:digest}~節を見てください。)} -まとめ読みの種類を Web インタフェイスで設定するには: +まとめ読みの種類を Web インタフェースで設定するには: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) - \item 「まとめ読みのメールを平文で受けますか? MIMEの添付で受けますか?」 - というセクションを探します。 + \item 「まとめ読みメールを受け取る形式。 + 平文またはMIMEの添付ファイル形式。」というセクションを探します。 MIME の形式でまとめ読みを送ってもらうときは「MIME」、 平文の形式でまとめ読みを送ってもらうときは「平文」に設定します。 @@ -1135,7 +1162,7 @@ MIME のまとめ読みがうまく読めないときだけ、 いちどにすべてのリストの設定を変えることもできます。 「全部変更」についてくわしくは、\ref{sec:global}~節を見てください。 -まとめ読みの種類を電子メールインタフェイスで設定するには: +まとめ読みの種類を電子メールインタフェースで設定するには: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に \var{set~digest~plain} または \var{set~digest~mime} @@ -1151,7 +1178,7 @@ MIME のまとめ読みがうまく読めないときだけ、 % ---------------------------------------------------------------------------- \section{Mailing list topics\label{sec:topics}} \footnote{[訳注] -Mailman 2.1.2 の時点では、topics (話題) の機能は日本語のメッセージに対しては +Mailman 2.1.6 の時点では、topics (話題) の機能は日本語のメッセージに対しては うまく働かないことが多いので、混乱を避けるため、この節は訳さないでおきます (楽したいからじゃありません -- たぶん)。} @@ -1160,13 +1187,13 @@ For example, the courses list on Linuxchix.org is a discussion list for courses being run by linuxchix members, and often there are several courses being run at the same time. (eg: Networking for beginners, C programming, \LaTeX ~document mark up.) -Each of the courses being run is a separate topic on the list so that people +Each of the courses being run is associated with a separate topic on the list so that people can choose only to receive the course they want to take. These topics must be configured by the list administrator, but it is the responsibility of each poster to make sure that their post is put with -the correct topic. Usually, this means adding a tag of some type to the +the correct topic. Usually, this means adding a word or tag of some type to the subject line (eg: [Networking] What type of cables do I need?) or making sure the \mailheader{Keywords} line has the right information. (By default, you can put a \mailheader{Keywords} section in the beginning of the body @@ -1180,21 +1207,26 @@ Note that these tags are case-insensitive. When a list administrator defines a topic, he or she sets three things: \begin{itemize} \item a topic name - \item a regular expression (regexp) + \item a regular expression (regexp.) \item a description \end{itemize} You can view this information by logging in to your member options page. (See Section~\ref{sec:web} for more details on how to do this.) and -clicking on the "details" link for any topic that interests you. +clicking on the ``details'' link for any topic that interests you. To post on a given topic, you need to make sure that the \mailheader{Keywords} or \mailheader{Subject} headers in a message match the \emph{regular expression} for that topic. +A regular expression is a pattern which may match more than one thing. Regular expressions can actually be fairly complex, so you may want to just ask the list administrator if you don't know how to make heads or tails of the expression given. +If you really want to know more about regular expressions, read on, but for the +most part, your list administrator should include in the topic description what +you need to add to your Keywords or Subject line to match the topic pattern. + Most Mailman topic expressions will be fairly simple regular expressions, so in this document we will simply give you some common examples. Regular expressions are a bit too complex to teach in a few lines here, so if you @@ -1224,9 +1256,9 @@ A few notes: \item The matching is case-insensitive, so if zuff matches, so will ZUFF, zuFF, and any other variations in capitalization. \item Some characters have special meaning in a regular expression, so - to match those characters specifically, they must be "escaped" with a + to match those characters specifically, they must be ``escaped'' with a backslash (\textbackslash). As you can see in the above example, - [ and ] are such characters. (Others include ".", "?", and "*"). + [ and ] are such characters. (Others include ``.'', ``?'', and ``*''). The backslash is also used for other things (I wasn't kidding about regular expressions being complex: consult other documentation for details about other uses of the backslash character), but this @@ -1247,8 +1279,8 @@ are not subscribed to any topics. \begin{enumerate} \item Log in to your member options page. (See Section~\ref{sec:web} for more details on how to do this.) - \item Look for the section marked "Which topic categories would you like - to subscribe to?" + \item Look for the section marked ``Which topic categories would you like + to subscribe to?'' If any topics are defined, you can select those you wish. If you do not select any topics of interest, you will receive all posts @@ -1261,6 +1293,8 @@ changing your settings for messages where no topic is set. % ---------------------------------------------------------------------------- \subsection{How do I get or avoid getting messages with no topic set? \label{sec:notopic}} +Some messages will not match any predefined topic pattern. You can choose to +receive or ignore such non-matching messages. If you wish to get all messages sent to the list, make sure you are not subscribed to any specific topic. (See Section~\ref{sec:sometopic}.) @@ -1272,11 +1306,11 @@ To change this setting, \begin{enumerate} \item Log in to your member options page. (See Section~\ref{sec:web} for more details on how to do this.) - \item Look for the section marked "Do you want to receive message that do - not match any topic filter?" + \item Look for the section marked ``Do you want to receive message that do + not match any topic filter?'' - If you wish to receive messages with no topic set, select "Yes." If you - do not wish to receive such messages, choose "No." + If you wish to receive messages with no topic set, select ``Yes.'' If you + do not wish to receive such messages, choose ``No.'' \end{enumerate} This setting has no effect if you are not subscribed to any topics. @@ -1290,8 +1324,8 @@ This setting has no effect if you are not subscribed to any topics. 会員オプションページにあるいくつかのオプションには、 「全部変更」や「全部設定」というチェックボックスがあります。 -これは、オプションを変更したときに、同じドメインのリストで -同じアドレスで登録しているリストについてもすべて変更する、 +これは、オプションを変更したときに、同じアドレスで登録している +同じドメインのほかのリストについてもすべて変更するようにする、 という意味です。 これは、つぎのようなときに便利です: たとえば、パスワードを全部同じにしたいとき。 @@ -1306,7 +1340,7 @@ This setting has no effect if you are not subscribed to any topics. \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) - \item 「あなたの LISTNAME 会員アドレス変更」というセクションで、 + \item 「LISTNAME 会員アドレスの変更」というセクションで、 あなたの新しい名前を入力します。 \end{enumerate} @@ -1314,15 +1348,18 @@ This setting has no effect if you are not subscribed to any topics. いちどにすべてのリストの設定を変えることもできます。 「全部変更」についてくわしくは、\ref{sec:global}~節を見てください。 -\note{参加者の名前は、かならず設定しなければならないわけではありません。} +\note{会員の名前は、かならず設定しなければならないわけではありません。} % ---------------------------------------------------------------------------- \subsection{使う言語を変えるには} -Mailman では、多くの異なった言語が使えます。 -(完全な一覧は \url{http://mailman.sourceforge.net/i18n.html} -を見てください。) つまり、リストでほかの言語が使えるようになっていれば、 -あなたは Web インタフェイスなどを自分の選んだ言語で使えるのです。 +Mailman は多言語対応です。 +つまり、インタフェースはさまざまな言語に翻訳されています。 +リストの管理者は、Mailman の操作にいろいろな言語を +使えるようにできます。 +(言語の完全な一覧は \url{http://mailman.sourceforge.net/i18n.html} +を見てください。) リストでほかの言語が使えるようになっていれば、 +あなたは Web インタフェースなどを自分の選んだ言語で使えます。 \note{リストへの投稿がぜんぶあなたの選んだ言語になる、 ということではありません。 @@ -1330,7 +1367,7 @@ Mailman では、多くの異なった言語が使えます。 投稿は、それぞれの投稿者が使っている言語のままです。} 使う言語は、あなたが入会 (\ref{sec:subscribe}~節を見てください) -したときに設定されていますが、リストが複数の言語に対応していれば、 +したときに設定してありますが、リストが複数の言語に対応していれば、 あとで変えることができます。 Mailman で使う言語を変えるには、 @@ -1360,9 +1397,11 @@ Mailman で使う言語を変えるには、 ありがたいです。 詳しい情報は、\url{http://mail.python.org/mailman/listinfo/mailman-i18n} の mailman-i18n メーリングリストで得られます。 -(i18n というのは、「国際化」(internationalization) の略号としてよく使われます。 +最新の国際化作業の状況は \url{http://www.list.org/i18n.html} でわかります。 + +\note{i18n というのは、「国際化」(internationalization) の略号としてよく使われます。 最初の i と最後の n の間に 18 文字あるので、こう書きます。 -発音もなんとなく「internationalization」に似ていますし。) +発音もなんとなく「internationalization」に似ていますし。} % ---------------------------------------------------------------------------- \subsection{会員名簿 に 名前を出さない @@ -1376,7 +1415,7 @@ Mailman で使う言語を変えるには、 初期状態では、会員名簿のアドレスは、スパム送信先アドレス収集ソフトウェア から隠すためにぼやかしてあります。 これでは不十分だと思うのなら、案内ページや電子メールコマンドで -取得できる会員名簿からアドレスを消してしまうのが簡単です +取得できる会員名簿からあなたのアドレスを消してしまうのが簡単です \footnote{[訳注] 会員名簿を会員や管理者以外に公開していないメーリングリストで、 他の会員が十分信用できるのなら、 スパム防止のために会員名簿からアドレスを消す必要はないです。}。 @@ -1384,17 +1423,17 @@ Mailman で使う言語を変えるには、 スパムに対して Mailman ではどんな対策ができるかについてくわしくは、 \ref{sec:antispam}~節を見るとよいでしょう。 -この設定を Web インタフェイスで変えるには: +この設定を Web インタフェースで変えるには: \begin{enumerate} \item あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは \ref{sec:web}~節を見てください。) - \item 「会員名簿にあなたを出さないようにしますか?」 + \item 会員リストでアドレスを非表示にしますか?」 というセクションへ行きます。 名簿に名前を載せないときは「はい」、 載せるときは「いいえ」を選びます。 \end{enumerate} -この設定を電子メールインタフェイスで変えるには: +この設定を電子メールインタフェースで変えるには: \begin{enumerate} \item \email{LISTNAME-request@DOMAIN} に \var{set~hide~on} または \var{set~hide~off} @@ -1412,22 +1451,20 @@ Mailman で使う言語を変えるには、 % ---------------------------------------------------------------------------- \subsection{リストの保存書庫を見るには} -リストに保存書庫があるのなら、 -その Web ページへ行けば見ることができます。 +リストで投稿を保存するようになっていれば、保存書庫の Web ページへ行って +以前に投稿されたメッセージを見ることができます。 このページはふつうはリスト案内ページからリンクされていますし、 -管理者が無効にしていなければリストのそれぞれのメッセージの -\mailheader{List-Archive} -ヘッダに URL が表示されます。 -(多くのメールソフトが -\mailheader{List-Archive} -ヘッダを隠すので、 -こういったヘッダを見たければ、すべてのヘッダを表示しておくように -メールソフトを設定しなければならないかもしれません。) - -公開されている保存書庫は、ふつう +リストのそれぞれのメッセージの \mailheader{List-Archive} +ヘッダに URL が表示してあります +(リスト管理者がこういったヘッダをつけないようにしていなければ)。 +ただ、多くのメールソフトでは \mailheader{List-Archive} +ヘッダを隠してしまうので、こういったヘッダを見るには、まず、すべてのヘッダを +表示しておくようにメールソフトを設定しなければならないかもしれません。 + +公開になっている保存書庫は、ふつう \url{http://WEBSERVER/pipermail/LISTNAME/} という形の URL で、 -公開が限定されている保存書庫は、ふつう +公開が限定になっている保存書庫は、ふつう \url{http://WEBSERVER/mailman/private/LISTNAME} という形の URL になります。 @@ -1452,19 +1489,17 @@ Mailman ではどんな対策ができますか\label{sec:antispam}} 自動的に大量の宛先に送りつけられる電子メールメッセージ」 ということになると思います。 -なお、本文で説明されている対策のうち、投稿の制限などは、 +なお、本文で説明している対策のうち、投稿の制限などは、 スパムでないいろいろな投稿を禁止するのにも使えます。} を送る人たちに悪用されないようになっていることを、 はっきりさせておきたいとおもいます。 リスト管理者の取り得る選択肢として、Mailman では電子メールアドレスを 保護するためのさまざまな設定ができるようになっています。 -これらの多くの設定はリスト管理者にとって必須のものではありませんが、 -リストごとにさまざまな方法で設定ができます。 -%??? -リスト管理者は、参加者を保護するとともにいろんな人に入手されないように -するため、最良の設定を見つけるべきです。 -%??? +これらの多くの設定は、リスト管理者がどう設定するか選べるので、 +リストごとに設定のしかたはさまざまです。 +リスト管理者は、会員を保護するとともにいろんな人に入手されないように +するため、最良の設定をしているはずです。 \begin{itemize} \item 会員名簿 @@ -1496,8 +1531,10 @@ Mailman ではどんな対策ができますか\label{sec:antispam}} アドレスを読み取りにくくするいろいろなレベルの ぼやかし機能を持っています。 %end general description - \item メールに \mailheader{X-no-archive} + \item メールに「\mailheader{X-No-Archive} yes」 ヘッダをつけて送ると、Mailman はその投稿を + 保存書庫に入れません。同様に、 + 「\mailheader{X-Archive} no」ヘッダをつけて送っても 保存書庫に入れません。 \warning{ほかの会員があなたの投稿を (場合によってはあなたの電子メールアドレスも含めて) @@ -1545,7 +1582,7 @@ Mailman ではどんな対策ができますか\label{sec:antispam}} \begin{list}{}{} \item 実行を確認します. 確認文字列は必須で, 確認要求のメールに - 書かれていなければなりません. + 書かれていなければなりません. \end{list} \item end @@ -1556,26 +1593,26 @@ Mailman ではどんな対策ができますか\label{sec:antispam}} \end{list} \item help - \begin{list}{}{} - \item + \begin{list}{}{} + \item このヘルプメッセージを要求します. - \end{list} + \end{list} \item info - \begin{list}{}{} - \item + \begin{list}{}{} + \item このメーリングリストについての案内を取り出します. - \end{list} + \end{list} \item lists - \begin{list}{}{} - \item + \begin{list}{}{} + \item この GNU Mailman サーバの公開メーリングリストの一覧を見る. - \end{list} + \end{list} \item {password [$<$旧パスワード$>$ $<$新パスワード$>$] [address=$<$アドレス$>$]} - \begin{list}{}{} - \item + \begin{list}{}{} + \item パスワードを取り出したり変更します. 引数がなければ, この コマンドで現在のパスワードが取り出せます. $<$旧パスワード$>$と$<$新パスワード$>$の引数があるときには, パス @@ -1584,11 +1621,11 @@ Mailman ではどんな対策ができますか\label{sec:antispam}} `address=$<$アドレス$>$' (かぎ括弧や引用符は付けないで) で 登録アドレスを指定してください. この場合, 返信は登録された アドレスに宛てられることに注意してください. - \end{list} + \end{list} - \item {set ...} - \begin{list}{}{} - \item + \item set ... + \begin{list}{}{} + \item 会員オプションを設定したり, 確認したりします. `set help' (引用符は付けない) で変更可能なオプションの一覧を @@ -1596,44 +1633,47 @@ Mailman ではどんな対策ができますか\label{sec:antispam}} `set show' (引用符は付けない) で現在のオプションを見ることが できます. - \end{list} + \end{list} - \item {subscribe [パスワード] [digest|nodigest] [address=$<$アドレス$>$]} - \begin{list}{}{} - \item + + \item {subscribe [$<$パスワード$>$] [digest|nodigest] [address=$<$アドレス$>$]} + \begin{list}{}{} + \item このメーリングリストに入会する. パスワードは退会やオプションの 変更に必要ですが, もし省略した場合には自動的に生成されます. パスワードは忘れないように定期的に通知します. - そのつぎの引数には `nodigest' (通常配送) か `digest' (まとめ読 - み) のいずれか (引用符は付けない!) を書けます. 入会しようとす - るアドレス以外から申請を出すのであれば, `address=$<$アドレス$>$' - を指定してください. (このアドレスには $<$$>$ や " を付けないでく - ださい!) - \end{list} + 次の引数は `nondigest' または `digest' (引用符なしで!). + メールを発信したのとは違うアドレスを会員にしたいので + あれば, `address=$<$アドレス$>$' の形式で指定できます. + (カッコや引用符は付けないこと!) + \end{list} - \item {unsubscribe [パスワード] [address=$<$アドレス$>$]} - \begin{list}{}{} - \item + \item {unsubscribe [$<$パスワード$>$] [address=$<$アドレス$>$]} + \begin{list}{}{} + \item メーリングリストから退会します. もしパスワードを付ける場合, 登録されたパスワードに一致しないといけません. パス ワードを省略した場合には, 退会しようとするアドレスに宛てて 確認メッセージを発送します. 退会しようとするアドレス以外 から申請メールを出すのであれば, `address=$<$アドレス$>$' を - 指定してください. (このメールアドレスには $<$$>$ や " を付けな + 指定してください. (このメールアドレスには $<$$>$ や '' を付けな いでください!) - \end{list} + \end{list} - \item {who [$<$PASSWORD$>$] [address=$<$ADDRESS$>$]} - \begin{list}{}{} - \item - このメーリングリストの会員名簿を見る. 会員名簿の公開が会員のみに - 限定されている場合は, あなたの会員パスワードを付けなければなりません. - 入会しているアドレス以外送っているのであれば, - `address=$<$アドレス$>$' で会員アドレスを - 指定してください. (このメールアドレスには $<$$>$ や " を付けな - いでください!) - \end{list} + \item {who [$<$パスワード$>$] [address=$<$アドレス$>$]} + \begin{list}{}{} + \item + このメーリングリストの会員名簿を見る. 名簿閲覧はリスト会員に制限 + されている場合は, 見るには会員パスワードが必要です. 登録 + アドレス以外からメールを出すのなら `address=<アドレス>' で会員 + アドレスを指定してください. (このメールアドレスには $<$> や '' を + 付けないでください!) + + 名簿閲覧は管理者のみに制限されている場合は, リスト管理者と + 司会者しか見ることができません. リスト管理者のパスワードか + または司会者のパスワードを付けてください. + \end{list} \end{list} % ---------------------------------------------------------------------------- |