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authorYasuhito FUTATSUKI at POEM <futatuki@poem.co.jp>2016-03-02 20:09:30 +0900
committerYasuhito FUTATSUKI at POEM <futatuki@poem.co.jp>2016-03-02 20:09:30 +0900
commitab5e62f860d65f326fd0d63ca1465ed637fe2e4a (patch)
treea7731d12a1c82562b5fa24fb2f4ac7f624d82c3d /messages
parent3d3ed445c841f40e793e733956ab65287ca5cfe1 (diff)
downloadmailman2-ab5e62f860d65f326fd0d63ca1465ed637fe2e4a.tar.gz
mailman2-ab5e62f860d65f326fd0d63ca1465ed637fe2e4a.tar.xz
mailman2-ab5e62f860d65f326fd0d63ca1465ed637fe2e4a.zip
Merge messages/ja/README* from lp:~futatuki/2.1-japan-poem
Diffstat (limited to 'messages')
-rw-r--r--messages/ja/README160
-rw-r--r--messages/ja/README.ja109
2 files changed, 89 insertions, 180 deletions
diff --git a/messages/ja/README b/messages/ja/README
index ccef7b7f..3d789fc2 100644
--- a/messages/ja/README
+++ b/messages/ja/README
@@ -1,29 +1,30 @@
Mailman - The GNU Mailing List Management System
-Copyright (C) 1998,1999,2000,2001,2002 by the Free Software Foundation, Inc.
+Copyright (C) 1998-2015 by the Free Software Foundation, Inc.
51 Franklin Street, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301, USA
-これは Mailman 2.1 の README を菊地@高知大が和訳したものです.
-誤訳があるかもしれないので,必ず原本(英文)を参照してください.
+これは Mailman 2.1 の README を故・菊地時夫氏が和訳したものを元に
+二木@市民電子情報網が内容を更新したものです。
+誤訳や情報の更新があるかもしれないので、必ず原本(英文)を参照してください。
はじめに
これは GNU Mailman すなわち GNU 公開使用許諾(GPL) のもとで配布される
- メーリングリスト管理システムです.このプロジェクトの名前は "Mailman"
- と綴ります.但し,最初の 'M' は大文字で,2つ目の 'm' は 小文字で
- 書きます.この他のどんな綴りも間違いです.
+ メーリングリスト管理システムです。このプロジェクトの名前は "Mailman"
+ と綴ります。但し、最初の 'M' は大文字で,2つ目の 'm' は 小文字で
+ 書きます。この他のどんな綴りも間違いです。
Mailman は主に Python つまりフリーのオブジェクト指向スクリプト言語で
- 書かれています.セキュリティの目的でいくらかは ANSI C のコードも
- 含まれます.
-
- Mailman は最初 John Viega によって開発されました.その後,
- (Version 1.0b3 まで) Ken Manheimer が開発に携わりました. さらに
- 1.0 最終版までの作業はグループの力で,主要な貢献者は Barry Warsaw,
- Ken Manheimer, Scott Cotton, Harald Meland, John Viega です.
- Version 1.0 から先は主に Barry Warsaw が保守にあたり, 多くの人たち
- からの貢献を受けました.詳しくは ACKNOWLEDGMENTS ファイルを読んで
- ください.Jeremy Hylton は Mailman 2.0 の Pipermailコードに
- 貢献しました.
+ 書かれています。セキュリティの目的でいくらかは ANSI C のコードも
+ 含まれます。
+
+ Mailman は最初 John Viega によって開発されました。その後、
+ (Version 1.0b3 まで) Ken Manheimer が開発に携わりました。さらに
+ 1.0 最終版までの作業はグループの力で、主要な貢献者は Barry Warsaw、
+ Ken Manheimer、Scott Cotton、Harald Meland、John Viega です。
+ Version 1.0 から先は主に Barry Warsaw が保守にあたり、 多くの人たち
+ からの貢献を受けました。詳しくは ACKNOWLEDGMENTS ファイルを読んで
+ ください。Jeremy Hylton は Mailman 2.0 の Pipermailコードに
+ 貢献しました。
Mailman のホームページは
@@ -36,68 +37,68 @@ Copyright (C) 1998,1999,2000,2001,2002 by the Free Software Foundation, Inc.
にあります.
- Mailman 2.1 は Python 2.1.3 または以降のバージョンを必要とします.
+ Mailman 2.1 は Python 2.4 または以降のバージョンを必要とします。
+ (訳注: Python 3 以降には対応していないと思われます)
これは次のサイトからダウンロードできます:
http://www.python.org
- これを書いている時点での安定版 Python 2.3.4 を使うとよいかも
- しれません.
+ これを書いている時点(2015年2月10日)での最新の 2.7 系パッチリリース
+ であるPython 2.7.9 を使うことを推奨します。
+ (訳注: この訳を作っている2016年3月2日現在 2.7.10 が出ており、
+ これを使うことを推奨します)
- http://www.python.org/2.3.4
+ Mailman 2.1 は Python 2.2 以前のバージョンでは動かず、また、
+ Python 2.3 では機能のうちの一部は動作しないと思われます。
- Mailman は最新の Python 2.4 でも, Python 2.2 系最新の 2.2.3 でも
- 動きます. Mailman 2.1 は Python 2.0 よりも以前のバージョンでは
- 動きません.
+ また Python と Mailman を入れるには ANSI C コンパイラも必要です。
+ gcc (GNU C コンパイラ)はその目的に適合しています。 Mailman は
+ 現在のところ GNU/Linux とその他の UNIX 風のオペレーティングシステム
+ (例えば Solaris、*BSD、MacOSX、等) でのみ作動します.Windows では
+ 動きませんが、ェブとメールのクライアントソフトは Mailman との
+ 接続には十分機能します。
- また Python と Mailman を入れるには ANSI C コンパイラーも必要です.
- gcc (GNU C コンパイラー)が ピッタシです.Mailman は現在のところ
- GNU/Linux とその他の UNIX 風のオペレーティングシステム (例 Solaris,
- *BSD, MacOSX, その他) でのみ作動します.Windows では動きませんが,
- ウェブとメールのクライアントソフトは Mailman との接続には十分機能
- します.
-
- インストールには INSTALL ファイルを見てください.もし,以前のバー
- ジョン からバージョンアップしようとしているのであれば,UPGRADING
- ファイルに 重要な情報が入っていますので必ず読んでください.
+ インストールには INSTALL ファイルを見てください。もし、以前のバー
+ ジョン からバージョンアップしようとしているのであれば、UPGRADING
+ ファイルに 重要な情報が入っていますので必ず読んでください。
特徴
- Version 0.9 からの変更については NEWS ファイルを読んでください.
- (沢山の)要望リストについては TODO ファイルを読んでください.
- Mailman の作動しているところは,
+ Version 0.9 からの変更については NEWS ファイルを読んでください。
+ (膨大な)要望リストについては TODO ファイルを読んでください。
+ Mailman の動作しているところは、
http://mail.python.org/mailman/listinfo
- で見ることができます.
+ で見ることができます。
Mailman はメーリングリスト管理プログラムに期待される標準的な
- 特徴をほとんど備えています.さらに:
+ 特徴をほとんど備えています。さらに:
- リスト管理のほとんど全ての作業が Web ベースです.Webベースの
- 登録とユーザ設定管理ができます.それぞれのメーリングリストの
- "ホームページ" はカスタマイズできます.
+ 登録とユーザ設定管理ができます。それぞれのメーリングリストの
+ "ホームページ" はカスタマイズできます。
- - (司会者を置く)モデレート,公開・非公開の登録(入会)ポリシー
- 会員名簿の非公開, 送信者に基くフィルターなどのプライバシー
- 設定ができます.
+ - (司会者を置く)モデレート、公開・非公開の登録(入会)ポリシー
+ 会員名簿の非公開、送信者に基くフィルターなどのプライバシー
+ 設定ができます。
- - ビルトインで自動Webベース・アーカイブ(保存書庫)ができます.
+ - ビルトインで自動Webベース・アーカイブ(保存書庫)ができます。
書庫は公開または非公開にでき,外部のアーカイバに渡すことも
- できます.
+ できます。
- ユーザ毎の設定で MIME 形式または RFC1153 スタイルで「まとめ読み」
- の設定をすることができます.
+ の設定をすることができます。
- - メール/ニュース ゲートウェイが組み込まれています.
+ - メール/ニュース ゲートウェイが組み込まれています。
- - 自動返答が組み込まれています.
+ - 自動返答が組み込まれています。
- - Majordomo スタイルの メールベースのコマンド.
+ - Majordomo スタイルの メールベースのコマンド。
- - 拡張可能な枠組みでの,バウンス(メールエラー)検出機構を内蔵.
+ - 拡張可能な枠組みでのバウンス(メールエラー)検出機構を内蔵。
- - SPAM 検出機能を内蔵.MIMEに基く内容フィルター
+ - SPAM 検出機能を内蔵。MIMEに基く内容フィルター
- 拡張性のあるメール配送パイプライン
@@ -105,25 +106,30 @@ Copyright (C) 1998,1999,2000,2001,2002 by the Free Software Foundation, Inc.
必要事項
- デフォルトのメール配送機構は直接 SMTP 接続を使っており,ポート
+ デフォルトのメール配送機構は直接 SMTP 接続を使っており、ポート
番号25で動いているどんなメール配送システム(MTA) であっても構い
ません.ですから,どんな MTA でも Mailman を使うことができます
- が,特定の MTA (Exim と Postfix) を使うと, ウェブを通したリスト
- の作成と削除もサポートできます.
+ が、特定の MTA (Exim と Postfix) を使うと、ウェブを通したリスト
+ の作成と削除もサポートできます。
Mailman は CGI/1.1 をサポートするどんな web サーバでも使えます.
- 生成される HTMLはとても平凡で画像をケチっていますので, ほとんどの
- ブラウザにとってフレンドリーのはずです.
+ 生成される HTMLはとても平凡で画像をケチっていますので、ほとんどの
+ ブラウザにとってフレンドリーのはずです。
- Mailmanインストールの設定の一部の段階で,ホストマシンでのroot
- 権限が必要になります.詳しくは INSTALL を見てください.
+ Mailmanインストールの設定の一部の段階で、ホストマシンでのroot
+ 権限が必要になります。詳しくは INSTALL を見てください。
Mailman のウェブとメールのユーザインターフェースはどんなメール
- ソフトでもウェブブラウザでも使えるようにしていますが, メール
- ソフトは MIME を理解できるほうがよいでしょう. Java や JavaScript
- やその他のカッコいいプラグインは必要ありません.
+ ソフトでもウェブブラウザでも使えるようにしていますが、メール
+ ソフトは MIME を理解できるほうがよいでしょう。Java や JavaScript
+ やその他のカッコいいプラグインは必要ありません。
はじめてリストを作成する
+ (訳注: こののセクションは現在のREADMEにはなく、この内容は doc
+ ディレクトリ以下にあるインストールマニュアル(installation manual)の
+ セクション12 および 13 でカバーされていますが、2016年3月2日現在でも
+ この手順で問題はないように思われますし、せっかくの訳なので残して
+ おきます。)
以下の手順は, あなたが既に INSTALL ファイルに従って Mailman を
インストールし, 設定済みであると仮定しています. テストのリスト
@@ -189,26 +195,38 @@ Copyright (C) 1998,1999,2000,2001,2002 by the Free Software Foundation, Inc.
もし, つまづくようなことがあれば, 次のセクションのその他の情報を
見てください.
+
その他の情報
オンライン文書は, あなたが Mailman を開いたディレクトリの下の
file:doc/
- に入っています.
+ に入っています。
- Chris Kolar はリスト管理者のためのマニュアルを作成しました.
- 以下の URL にあります.
+ コミュニティ手動でまとめられた情報のための wiki は以下にあります。
- http://www.aurora.edu/~ckolar/mailman/
+ http://wiki.list.org
+ wiki には Mailman コミュニティが保守しているオンラインFAQが含まれて
+ おり、そこには膨大な情報があります。
-(その他の英語の情報については英語版のREADMEを見てください)
+ http://wiki.list.org/display/DOC/Frequently+Asked+Questions
+
+ また、さらなる文書にへのリンクは以下の通りです。
- 日本語で Mailman についての情報をやりとりするメーリングリストが
- 以下のところにあります.
+ http://wiki.list.org/display/DOC/
+
+
+(その他の英語の情報については英語版のREADMEを見てください)
- http://mm.tkikuchi.net/
+ 日本語で Mailman についての情報をやりとりするための場所としては
+ Google Groups に以下のフォーラムが開設されています。
- 日本語での Mailman の運用については README.ja も読んでください.
+ https://groups.google.com/forum/#!forum/mailman-users-jp
+ なお、この日本語訳の内容については元訳者が故人であり、
+ 補訳者である二木が上記フォーラムには参加できていないため、
+ launchpad.net の bug または merge proposal あるいは
+ https://launchpad.net/~futatuki を通じて直接二木までお知らせ
+ 頂ければ幸いです。
diff --git a/messages/ja/README.ja b/messages/ja/README.ja
deleted file mode 100644
index a459d9da..00000000
--- a/messages/ja/README.ja
+++ /dev/null
@@ -1,109 +0,0 @@
-Mailmanで日本語を扱うときの注意 (English summary in the end)
-
-Mailman 2.1.6 では従来必要であったパッチ適用が不要となりました.
-
-日本語のメールは ISO-2022-JP を使うことが、RFC1468に定められており、
-その後、MIMEによる使用可能な文字集合の拡張がなされていても、これが
-事実上の標準規則となっています。一方で、Mailmanのようにプログラムの
-中で自然言語を扱う際には、\ や < > といった文字のエスケープが問題と
-なり、最も扱いやすい文字集合は EUC-JP あるいは Unicode (UTF-8) とい
-うことになります。ここでは Mailman 内部と Web については EUC-JP に
-統一することで、問題を解決しようとしています。
-
-Mailman 2.1.x では、このように複数の文字集合が同一言語に使われる
-場合でも最大限の努力で Web メールともにそれぞれの標準文字集合で
-出力するようになっています。つまり、そのままで日本語が使えるように
-なって、2.1(.0)までのように文字変換モジュールを入れる必要はなくなり
-ました。もし、以前のバージョンからのアップグレードを行った場合には
-mm_cfg.py から下記の記述を削除してください。
-
-削除> GLOBAL_PIPELINE = [ 'mc_Entry', ] + GLOBAL_PIPELINE
-削除> DELIVERY_MODULE = 'mc_SMTPDirect'
-削除> # for multi charset language
-削除> def _(s):
-削除> return s
-削除> LC_DESCRIPTIONS['ja'] = ( _('Japanese'),
-削除> 'euc-jp', ['iso-2022-jp', 'shift_jis'] )
-
-Mailman 2.1.5 までは, さらに「いくつかの致命的でない不具合」を
-修正するために, 「日本語パッチ」の適用が必要でしたが, Mailman 2.1.6
-からは, それらのパッチが取り込まれたため, パッチ適用の必要はありません.
-なお, email パッケージに対するパッチについては, スパムメールが
-エラーを引き起こして qfiles/shunt に残る程度のことを我慢すれば
-適用の必要はありません.
-
-以下, 過去のバージョンについての注意事項
-
-Mailman 2.1.5 およびそれ以前の、いくつかの致命的でない不具合
-を修正するパッチは以下のように
-http://mm.tkikuchi.net/mailman-2.1.x+patch.YYYYMMDD
-に置くようにしています。
-さらに、Mailman に同梱されている email パッケージ用には
-http://mm.tkikuchi.net/email.patch.YYYYMMDD
-(これらのURLは変更される可能性があります. http://mm.tkikuchi.net/
-の情報を読んでください)
-
-パッチの使用法は、GNUなどのサイトからダウンロードした、mailman-2.1.x.tgz
-を展開した後、まず、mailman-2.1.xディレクトリに移り、
-patch -p0 < /path/to/mailman-2.1.x+patch.YYYYMMDD
-です。その後、README, INSTALLに記載された方法でインストールしてください。
-次に、インストールされたディレクトリの下の pythonlib ディレクトリで
-patch -p0 < /path/to/email.patch.YYYYMMDD
-のようにパッチを当ててから、INSTALL に従って Mailman をスタートして
-ください。
-
-* 2.0.x から 2.1 への更新
- 2.1 の保存書庫作成では, メールのヘッダに記述された charset に
- 従って処理を行います。2.0.x の初期のバージョンでは、文字コードを
- ISO-2022-JP から EUC-JPに変換しているにも関わらず、charset が
- ISO-2022-JP のままになっています。bin/arch を用いて新たに保存書庫を
- 再構築しようとするとエラーになりますので、charset 指定を修正して
- ください.
-
-日本語で Mailman について Q&A したいかたは、mmjp-users メーリングリスト
-があります。これも、上記 URL からたどれますので、ぜひ御参加ください。
-
- ******** 謝辞 ********
-mailman.po と templates/ja/* の翻訳文について、安田幸広さんより全面的
-改訂のご提案があり、これを採用させて頂きました。
-
-池田荘児さんより mailman-member.tex と Defaults.py.in の翻訳を頂きま
-した。messages/ja/doc に入れさせていただきました。
-
-以上、謹んでお礼申し上げます。(2004/01/22)
- **********************
-
-by tkikuchi_at_is.kochi-u.ac.jp (2002/03/26)
-rev. for 2.1 final (2002/12/25)
-rev. for 2.1.1 (2003/02/14)
-rev. for 2.1.4+ (2004/01/22)
-
-I18N Jananization Note
-#
-You don't have to apply 'Japanese patch' for mailman 2.1.6.
-
-There was one problem in Japanese message handling before 2.1.6;
-Web documents
-are best treated with EUC-JP charset, while Mail messages should
-be in ISO-2022-JP. While Mailman-2.1.1 is now capable of treating
-these differences, I made a patch to brush up some small gritches
-in treating the mail and web pages. The patch should be available
-at http://mm.tkikuchi.net/
-
-Patch and install procedure is ...
- - download and untar the src
- % cd mailman-2.1.x
- % patch -p0 < /path/to/mailman-2.1.x+patch.YYYYMMDD
- - configure and install
- % cd <prefix>/pythonlib
- % patch -p0 < /path/to/email.patch.YYYYMMDD
- - start mailman
-
-Revised 2004/12/12
-Revised 2002/03/26
-Revised for multi-charset 2002/12/10
-Revised for 2.1.1 2003/02/14
-Revised for 2.1.4+ 2004/01/22
-
-Please visit http://mm.tkikuchi.net/ for more.
-